2014-01-01から1年間の記事一覧

作業療法士(occupational therapist) という仕事

日常的に、自分の身の回りのことをするのは当たり前のことで、特に気にも止めずに生活している.しかし、ちょっとしたことで身体の一部に不自由が生じると、当たり前のことが非常にありがたく感じられる.自分の意図と身体の関係がスムーズにいくことの重要…

職場で「困った自分」への対処法?!

自分は、「人間関係で悩まない、」ような毎日を目指し、上手くやっいるほうだと自負していたが、そうでもないことに最近気づきだした。意外と他者の言葉に踊らされることが多いのだ。そして、一旦特定の言葉にひっかかってしまうと、その呪縛からのがれるの…

こころと経済学 1

ここ何年か、経済学と心理学との歩み寄りが、急速に進んでいるようだ。 When Economics Met Psychology http://www.psychologicalscience.org/index.php/publications/observer/2011/july-august-11/when-economics-met-psychology.html 2002年に、心理学者…

資料:脳幹網様体賦活系

「覚醒水準ないし意識の維持に重要な役割を話している脳の部位」と授業で紹介しているのだが、実際、どのような仕組みで覚醒に関わってくるのか、また、この分野の研究は、どんな風に進められているのか.脳幹網様体賦活系 - 脳科学辞典生理研で現在進行中の…

資料:判断と意思決定の発達について

リスク認知と意思決定についての研究が盛なようだ。 今年のCognitive Science Societyの大会でも、これらに関連したシンポジウムやワークショップが、複数あった。 判断や意思決定が、さまざまな認知過程にかかわってくる基礎的な活動だからだろう。とりあえ…

情動と生理指標

情動の自律神経系、表情や眼球運動についての関心が高まっている気がする. 以前はあまり聞き覚えなかったバイオフィードバックという言葉もちらほら耳にする.門外漢なので、少し調べてみる.バイオフィードバックについて. 以前、東邦大学の心理学教員の…

ゲームと遊びについてのメモ2

遊びの定義が今ひとつはっきりしない.英訳すると、game, play, pleasure, pastime,diversion, pleasureと出てくる.多義的ということだろう.はてさて、ここで「遊びとは何ぞや」と考え続けるつもりはないので、遊びについての文献リストに頼ることにする.…

ゲームと遊びについてのメモ

ゲームと遊びについて、脈絡もなく考えて調べたメモ. コンピュータ・ゲーム(ここでは、バーチュアルな世界で何かを操りながら目的を達成していくような行為のこと)は、遊びか?やっている本人が、楽しくてたまらず、もっともっと続けてやりたくなるという…

今日の”事後”は、明日の”事前”

久しぶりに、M's mnemonic. "Tomorrow is another day."とつぶやきながら、心機一転、頑張ってみよう、と考えたいところだが、 "Today's posterior is tomorrow's prior." という言葉の方が、現実を上手く表現している気がする. 実は、こんなふうに嘯いて…