ゲームと遊びについてのメモ2

 遊びの定義が今ひとつはっきりしない.英訳すると、game, play, pleasure, pastime,diversion, pleasureと出てくる.多義的ということだろう.はてさて、ここで「遊びとは何ぞや」と考え続けるつもりはないので、遊びについての文献リストに頼ることにする.

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沢山の文献リストを見渡して、あまりにも広大な遊び研究の大海原に乗り出す気はすっかりなくなってしまったが、1点、遊びについての1つの要因である「不確実性」と「意思決定」の過程にこだわってみたい.なぜなら、あまり注目されていない分野のようだし、実験で検証できそうだから.
 ここでの遊びの具体例として、バーチュアル(コンピュータ等のデバイスを使用した仮想空間)でも、リアルでも実現可能なゲームを考える.これらを操作(遊ぶ)に際、不確実性の要素として、1.player自身の不確実性、2.ゲーム事態に内在する不確実性.さらに、対戦相手がいるとなると、3つ目の不確実性が存在することとなる.大きく2つにわけることができるだろう.

【ゲームを面白くする要因についての学術研究】

What makes a game fun http://web.stanford.edu/~jbboin/doc/gamedesign.pdf

面白いゲームの要素として、affordanceをあげている例が興味深い.
目玉は、報酬と損失、適度な難易度の設定をあげているところ.参考になる.