今日の”事後”は、明日の”事前”

久しぶりに、M's mnemonic.
"Tomorrow is another day."とつぶやきながら、心機一転、頑張ってみよう、と考えたいところだが、
"Today's posterior is tomorrow's prior."
という言葉の方が、現実を上手く表現している気がする.
 実は、こんなふうに嘯いている余裕も無いはずで、この1年、論文も出せず、実験もすすまず、不甲斐ない毎日を送っているところだ.何とかして浮上せねばと、M's mnemonicに出没してみた.所謂ポスドク6年目に突入した秋に、地団駄を踏んでいる.なぜ研究がすすまないのか.非常勤のコマ数が多すぎる、家族にいろいろな心配事がある、自分の研究テーマに行き詰まっている、,,等、言い訳がましい理由をいくつか挙げることはできる。が、何と行っても、自分自身の怠慢によるところが大きい.何で怠慢になってしまったのか、動機づけが弱いから?と推察も可能だが、動機がいくら強くとも、忍び寄る怠惰に打ち勝つにはそれ以外の何かが必要だろう.怠惰のループから抜け出すにはどうしたらよいのか?過去の呪縛から抜け出すには、斬新なデータが不可欠なのだが、そのデータを生み出す過程そのものが事前分布に依存しているとなると、それもなかなか難しい。 そこで、やっぱり"Tomorrow is another day."と叫びながら、論文をまとめ始めるしかないだろう。