サルは、"なにも無いこと(ゼロ)"が分かる

 サルを対象と下実験で、脳に数の0(ゼロ)に強く反応する細胞があることを世界で初めて発見したという。
結果から、「概念的なゼロという数学上特別な意味をもつ数が、人だけでなく霊長類にも脳に細胞として存在することが明らかになった。本研究の成果は、霊長類が言葉や数字記号がなくてもゼロを認識できることを示唆し、我々人がどのように数を理解するか、そのメカニズムの理解につながると期待される。」とのこと。

"なにも無いこと(ゼロ)"が分かる ‐サルの大脳皮... | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-

原著
Representation of the Numerosity ‘zero’ in the Parietal Cortex of the Monkey | Scientific Reports

果たして、「無いことの認識=ゼロの認識」と考えて良いのか。

0の認識について、文化人類学的な視点から考えてみる必要があるのではないか?

研究は続く。
我も続けないと。