ビックデータの時代とDNA解析

学生も、主婦も、勤め人も、大変だ。
否が応でも、沢山の情報を手に入れられる状況にある。
はて、自分自身で、大量の情報をどう分析するのか?

ビジネスの世界でも、情報のあり方が大きく変わりつつあるようだ。
JR東日本が、Suicaで得られる顧客の情報を不動産業、飲食業等に売却するらしい。
suicaのデータを利用すれば、特定の年齢層がどこの駅を利用しているか、
何時頃に利用度が増えるかといった情報を正確に把握できる。
これらのデータを用いてマーケティングを行えば、
商売が上手く行く筈だ、、ということだろうか。

http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=002017

ビックデータを利用して行動すれば、不確実性が低くなる。
あの街はお洒落だから、あそこにお店を出したい。。。
そんなイメージ先行の理由で、ビジネスを始めることも少なくなるだろう。

ひょっとしてこれは、個人がDNA検査をして、将来的にどんな病気になりやすいのか、診断してもらうことと似ていないだろうか?
特定の病気が予測されれば、対処の仕方がわかるだろう。
食生活に気をつけたり、将又、病変が起こる可能性のある部分を切除したり。

両者に見られる不確実性の排除への飽くなき欲求。
なんだろう、何か違和感を感じてしまう。

いろいろと考察を深めていきたい問題だ。