気持ちを言葉にしてみると

Kircanski, K., Lieberman, M. D., & Craske, M. G. (2012). Feelings into words: contributions of language to exposure therapy. Psychol Sci, 23(10), 1086-1091.
  http://pss.sagepub.com/content/23/10/1086.abstract

自分の気持ちを言葉で表現すると、自分の気持ちに何らかのラベル化を行うと、その感情の制御が容易になるという。例えば、クモ恐怖症の人は、「クモは嫌いなんだ、怖いんだ」と口にすることによって、クモに対する恐れの感情を制御することができるという。実際に、皮膚コンダクタンス反応skin conductance responseが低下するらしい。

 確かに、悲惨な状況におかれたとき、悲しい、辛い、苦しい、と言葉にすると、気持ちがほんの少し楽になって、立ち直る力が湧いてくるような気もする.
  「女々しくて、女々しくて、女々しくて、つらいよ〜(金爆)」
と大声で歌いながら、なぜか元気がでてくるのだ、きっと。